クラロワ戦術考察　後攻め有利は本当か？

ちまたで良くみるコツとして後出しを推奨していることが多いクラロワ。

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ユニットとユニットの1v1の状況であれば確かに相性の良いユニットを後から出した方が勝つ。しかしクラロワは、そんな単純な話では無い。

結論から先に言えば、ゲームに勝つためには後出しが必ずしも有利とは限らない。

この結論を導き出すためには、アドバンテージの話をする必要がある。

エリクサーアドバンテージという概念がある。

ガゴ群れに矢の雨を撃つとエリクサーで相手より2得するというもの。

これが後出しが有利と言われる理由になっている。

だが、他にあまり語られてないが実はもう2つほどアドバンテージがある。

ダメージとボードだ。タワーのダメージ量、ボードはそのまま場に出てるユニットの状況。

エリクサーアドバンテージもダメージアドバンテージも最終的には、ボードアドバンテージを取るために使われる。これがクラロワの仕組み。他のゲームもだいたいこんな感じ。

エリ得とダメ得は交換出来る。だから後出しで一時的に少しのエリ得しても、それだけではゲームは決まらない。

また貯められるエリクサーに上限があるので、一時的にエリ得したら次に先出しするのは自分ということになる。そうしなければ得られたエリ得を上限によって捨てることになる。

逆に先に出すことによって、相手が出すカードを誘導することが出来るのでゲームプランを遂行しやすい。つまり先に動くことでゲームの主導権を握れるんです。

NFLのオーバータイムしかり囲碁しかり、将棋も先行のが勝率が良い。

あとはTCGなんかも先行が有利だから後攻にハンデがあったりするのが一般的。

だからどちらが有利かは一概には言えない。

Googleゲームでの画面キャプチャテストを兼ねて、リプレイを記録したのでこれで詳しく解説。こんな手軽にキャプチャできるとは時代の進化を感じる。

ただちょっと画質が悪いのと、FPSが出てないのは私の携帯のスペックが追いついてないのでご容赦を。

詳しく時系列で追ってみる。

この試合で先攻め、後攻めの場面が出てくるのは、3回

開幕、残り2:15時点、残り1:27時点だけで後は一連の流れの中で、相手のユニットに応じて、ユニットを出していってる。

※この時点で、後も先も無いということが分かる。

そして私はこの3回のうち2回を先に出して勝っている。

この試合で相手が勝つにはエリババをバルーンと逆サイドに流す必要があった。

だけど主導権は私がずっと握ってるので、相手は後手に回ってしまってる。

結果、開幕でとったアドバンテージを生かして勝利したというものでした。

Keep it simple,