2018 Week3 カウボーイズ@シーホークス 感想
なりたくない職業NO.1。
NFLのキッカー。
先週二人の若者のキャリアが終了した。
一人目はバイキングスのキッカー、カールソン。今年のドラフト5巡指名。
オーバータイムでの決勝FG2本を含む3本を外し解雇。
二人目はブラウンズのキッカー、ゴンザレス。
こちらは先々週のオーバータイム決勝FGと先週はFG2本、XP2本を外した。
アメフトにおけるキッカーの重要性を痛感した両チームの横でラムズは怪我でキッカーがいないけど余裕で勝った。
「TDするから問題無い」
「2PTを決めるから問題無い」
「2PT見せすぎたからパンターに蹴らすかな」
とマクベイが言ったかは知らん。
でも凄いなラムズは。
このキッカー受難の影響でダン・ベイリーがバイキングス入り。
応援したいが複雑な心境。
ベイリーに復活して欲しい気持ちが勝ってはいるが、復活したときにGMへの怒りが沸く気はしてる。
そして何故かARIに行ったWRバトラーが出戻り。
ラッセル・ウィルソンと顔芸キャロル率いるシーホークスと対戦。
前半は低調なパントか続く。
今日のプレスコットは悪い日のようで、これに不運なインターセプトが重なりパント三昧。
はじめはディフェンスも抑えていて、これはパンターの性能で決まる渋すぎる展開かと思いきや、ジェフ・ヒースが負傷退場すると、セカンダリーが崩壊。一発TDを奪われる。
極めつけは残り時間も無くなり3rdダウンを抑えて、中年のおっさんキッカーに62ydのFGで前半終わりかと思ったら、グレゴリーが不要なパーソナルファールで47ydになって決められる。
やらなくていいFGを決められて、3対17で折り返すことに。
後半、ヒースが復帰、リーがアウト。
ウィルソンを捕まえきれず3QにもTDを奪われる。
4Qに18点差でこれから反撃しようとしたところで、エリオットのランで敵陣15YD まで進むがファンブルでボールを失う。
この時点で気分的ゲームオーバー。
次のドライブもギャンブル含みだが順調に進めたところで、TEジャーウィンへのパスが悪く、弾かれてインターセプト。
いいところなし。
強いていえばエリオットのランが出てたぐらいだが、オフェンスもディフェンスも低調。連敗中だったシーホークスより悪いってどういうことだよ。
この試合を勝つためには2INTされたシーホークスのSアール・トーマスを獲得しておくしかなかった。
お前、カウボーイズに来たかったんじゃないのかよ。
そういうアピールならイラナイから!
おめでとうブラウンズ。
ベイカー♪メイ♪フィールド♪が頭からしばらく離れなくなった。
635日ぶりの勝利。
もうブラウンズファンは虜でしょう。ここからテイラーに戻すのは至難の業。
呪いを解いたメイフィールドは魔法使いに違いない。
2018 Week2 カウボーイズvsジャイアンツ 感想
ちょっとWeek1の他の試合について、いやブラウンズについて語らせて。
あれで勝てないってある?
NFLクラスタはこれで事足りるけど、なんというか形容詞が見当たらない。ギャレットがヤバイ、ウォード指名正解、テイラーいまいちだけどメイフィールドいるし、今年は行けるとOTのFG直前までは明るい未来しか見えなかった。
いや結局のところ状況は変わってないので未来は明るいに違いないんだけど、もしかしたら人質とられて脅されてるから勝っちゃいけないみたいな事情でもあるのかね?
次はビルズ。
まだプレシーズンだったけ?開幕QBは決まったのかな?ピータマン?
えっ気は確かですか?あーゆーしりあす?
ピータマンの何を評価してたのかは知らないがINT量産マシーンにブリッジ役が勤まる訳もなく、アレンを出す。
去年のテキサンズはヤベージがヤベージだったからワトソンを後半の頭から出したのが功を奏した。
しかしアレンとワトソンは違い、アレンは圧倒的な素材型で馬鹿みたいな肩でワクワクさせることは出来るんだけど、今んところ捕れるひとがいないという馬鹿みたいな状況で、出したくは無かったでしょうが余りにアレなので、出さざるを得なくなったという受け身な決断は、テキサンズのそれとは違い微妙な結果に終わった。
次はジェッツ。
全体3位のダーノルドは開幕先発。こっちはビルズと違いプレが良かったから育成計画をすっ飛ばした。
最初のプレーがインターセプトからのピック6献上なのはご愛嬌で、その後は安定したパフォーマンスで勝利に導く。
というように1年で状況はすっかり変わる。
ドラフトの影響はでかい。
では、カウボーイズのルーキたちのWeek1のスナップ参加率を振り返り。
ドラ1 レイトン 25% 意外と出てなかった。
ドラ2 コナーくん 100% 見返すと押されてる。
ドラ3 ギャラップ 45% 1/1 9ydsだがイエローがあったので2回はキャッチしてたはず
ドラ4 アームストロング 28% 背番号が92に変わってて出てたの気づかなかった。
ついでにWR陣。
ビーズリー 67%
ハーンズ 59%
トンプソン 47%
テレンス・ウィリアムズ 30%
オースティン 16%
オースティンをもっとうまく使ってジェットモーションなりで攻撃に変化をつけたい。
改めてWeek1を見直すとWRやTEが空いてるのにプレスコットが投げられないパターンやブロッカーが適切にプレーを実行できてない場面も散見された。
つまり目立つランの失敗が印象に残るだけで他のプレーもそれなりにコールはされていた。
となると問題はどこなのか、いまのところの仮説はレシーバーとプレスコットの連携不足だとしたい。
で、あれば時間が解決する。コールのセンスの問題だったらマズイ。
ということでWeek2。
連休だからリアルタイム観戦。毎週月曜日が休みならいいのに。
DAL 20 / NYG 13
最初のドライブはオースティンがぶち抜いてロングが決まりタッチダウン。
その後のシリーズはディフェンスが奮起して4&インチに持ち込む。ちょうどフィールドの真ん中あたりだかNYGはパントを選択。
これは勝った。リスクテイク出来ないなら勝てる。
まだ試合も序盤、シーズンも序盤。
いくらでも取り返せるのにギャンブルしなかった。
結局、2Qのもっと悪い状況、自陣の4 &1ではギャンブルを2回もやって、2回ともイーライのスニークで決めてる。一貫性が無いよね。
4Qでダラスが同じ状況になったけど当然ギャンブル。パントしたら怒るよ。
1Qはコールが改善されたロングパスが決まったのもあるがオースティンのリバースやプレスコットのオプション、パスを織り交ぜながら的を絞らさない。
2Qは少し怪しいが少し読みが外れ始めたのか3rdダウンが更新出来ない。それなりには進む。
3Qは3rd&1から連続オフェンスホールディングスでチャンスを逃した。
4Qは時間を使いながらプレスコットのランを散々見せた後にエリオットのランでTD。間にビーズリーやギャラップはのパスで繋いだりしながら理想的な攻撃。この形を今季は作っていきたい。
しかし、なんと言ってもこの試合はディフェンス。
OBJには苦労すると思っていたがイーライに自由を与えず、押さえ込むことに成功。
計6サック。
バークレーは確かに早いしタックルを躱してくるんだけど、やはり単体では怖さはそれほどない。
エリオットに依存してるときのダラスみたい。
ショーン・リーが少し傷んだのか後半レイトン教授の出番が多かった。想定してた形なので慌てず対処出来てたように思える。
マハーが37yd、29ydのFGを決める。一安心。
オンサイドキックを決められる。新ルールでは初?
開幕で連敗するとプレーオフの進出確率が11%になるらしく、勝てて良かった。
Week1は無かったことにして、ようやく開幕。
来週はシーホークス戦。