NFL2018 wildcard 勝つとHCの寿命が伸びちゃう DALvsSEA
レギュラーシーズン10勝6敗。内容的には悪く他のプレーオフ進出チームからは見劣りする。
WEEK3で破れている同じく10勝6敗のシーホークスとの再戦になりました。前回の対戦ではロケットにやられたのが記憶に新しい。シーズン序盤と状況が違うのは、こちらはアマリ・クーパーを加えたことで攻撃がそれなりに形になってきたこと。
シーホークスは、意外にもラン攻撃の比重が高く、崩壊すると見られていたディフェンスもそれなりに仕上がっていてチームとしての土台が安定している。
オードリー春日もDAL応援という呪いがついた。
試合結果
DAL 24 / SEA 22
勝利。
最初のドライブの2プレイ目。2nd&2で3TEの体型はいつもならエリオットのランを出すところでプレイアクション。これが効いた。
いつもと違うかもという疑念を1ミリでも相手に抱かせることが出来ればいい。
その後もやってることはいつもと一緒に見せかけて少し違う。WRノア・ブラウンが出てきたらランというお決まりパターンを崩して、スクリーンで使ってみたり、レッドゾーンではパスを投げてインターセプトされたりした。
研究されてきているからこそ違うことをやる。
この姿勢は大事。
両チームともディフェンスが良く、オフェンスのカタチを作れないなかで、どちらかといえばカウボーイズのディフェンスが奮闘しており、たまにパスでヤラれる以外はランを封じていた。というよりシーホークスがランに固執しているようにも見えた。若きLBをはじめとするDALのフロント7は集まりが良く地上戦を制していたのに、シーホークスはランを辞めなかった。要所要所でロスタックルをかましてパントに持っていけた。
お互いにランはあまり進まず、パスはたまに通るという状況で、QBキープが有効なことは、どちらも気づいていたというか打開策がそれしか無いような状況で、後半に入って、いつこのカードを切るのかという勝負。
ウィルソンが先に2回走って1TDを奪ったのに対して、プレスコットは3回走って、2回ゴール前1YDまで進めた。特に最後の3rd&14からのスクランブルは時間を使いながら2ボゼにする試合を決めるプレーだった。
ダラスが最高の場面でプレスコットを走らせた。17試合目にしてはじめてプレスコットが個人的MVP。
あとは幻のパントリターンTDもあったし、その後のリターンでもオースティンが活躍。ジェットモーションは空振りだったけどいい活躍。
前半終わりシーホークスのおじさんキッカーがハムストリングを痛めた。WEEK3のときも前半終わりがFGで、あのときはグレゴリーの反則で15YD縮まり決められたが、今回は別の展開になった。勝ち負けは案外近しいもので実はチャンスがあるのかもしれない。
次はセインツ戦。
レギュラーシーズンでも勝ってるし、これはひょっとするとひょっとする。
いや無いか。