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NFL2017 シーズン終了

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はじめてライブでスーパーボウルを観戦。

CMが多過ぎ。放映料考えたら分からなくも無いけど集中するのが難しい。

午前休を取ったけど試合が長すぎて別の意味で無駄にドキドキさせられた。お酒も飲めないので来年は休みにしたい。

 

試合の方はペナルティが発生しないという謎の一貫性を貫く審判の影響もあり、事前予想のペイトリオッツの攻撃対イーグルスの守備ではなく殴り合いの展開をイーグルスが制して勝利。

その前のJAX戦からペイトリオッツ相手にリードを守る難しさを見せられていたからこそ、攻め続けることが出来たのでは無いかと思う。

前評判通りPHIのDLは強力で最初のプレーのスピードがエグいなーと思って見てたんだけど、それをものともしないブレイディが戦術グロンコを中心に攻略していく。

対するMVP級の活躍だったウェンツを失っていたPHIは控えQBのフォールズで攻め手なんか限られていたはずなのに、際どいキャッチやトリックプレーを駆使して得点を重ねていく。

PHIのオフェンスは3rd&1からでもパスを選択したり、ギャンブルも厭わず、とにかく攻めてた。

リスクといかに向き合うかがプレーコールにおける重要なポイントだと個人的には思うので素晴らしい仕事。何よりこれだけ攻めてたのに打ち手がなくならず最後まで攻め続けられるだけの選択肢を用意してたのがJAX戦の教訓が活かされてた。

注目のランパスオプションを初見で見分ける眼力が私には無いので後でじっくり確認したいが、とにかく事前準備も試合中も勝つべくして勝ったというか、常勝ペイトリオッツに勝つにはこれしかないっていうゲームプランを、もう一度やれっていっても出来ないぐらいの精度で実行できたから、結果として勝ったということでしょう。

この試合唯一のサックが決まる前までは、ブレイディなら逆転してくるだろうと何となく信じてたし、空気、すなわちモメンタムは形成されつつあった。

それほどペイトリオッツは圧倒的だし、何度も見てきたシーンだから誰しもの潜在意識には刷り込まれていてそれが顕在化していこうかというまさにその瞬間、恐らく建てていたであろう当初からのサックをかますというプランを実行してみせたのは計算通りだとコーチ陣があとから言ったとしても何の不思議も無い。

怪我人を出しながらも戦力を整え頂点を狙い、あのペイトリオッツ相手に、500YD投げられてなお勝てたのは、どんな状況も想定して万全の準備を怠らなかったからに違いないし、高い集中力とチームとして攻める姿勢を貫くことが出来たのは首脳陣が有能なのでしょう。

 

とにかくイーグルスが素晴らしかったし、ペイトリオッツも流石の強さでとても楽しい試合でシーズンの締めくくりとしては大満足のスーパーボウルでした。

 

 

 

同地区のライバルに最大限の称賛とDALの首脳陣への間接的なエールで今シーズンを〆たいと思います。