NFLの魅力を殴り書き
NFLのことを書いていこうと思っていたが、早くもネタ切れ気味。
オフシーズンだからってのもあるが見切り発車過ぎたかも。自分がはまって行ったようにいつか誰かのためにNFLの魅力を殴り書き。勢いあまって多方面を殴ってます。
NFLの魅力その1:リーグの運営におもしろくなる仕組みが盛りだくさん!
スポーツの魅力とは最高のレベルで戦力の均衡したチームが繰り広げる競争状態である
この理念の元、NFLでは特定のチームだけに戦力が偏らないようなリーグ運営の仕組みを採用している。今のJリーグと真逆だ。今のJリーグについてはこちらの記事。
今後、どうなっていくかは分からないので、Jリーグについて、”今は”良いも悪いも無いけど、方向性として特定のチームを強くして、世界に通用するチームをつくりたいってことらしい。「どうなん?それ。逆につまらなくならない?」という懸念だけは表明しておきたい。
あと、ひとつだけ確かなこと。
「DAZN、ヤバくね?」
※DAZNはいずれ検証する予定(ほぼ結論出てるけど)
別にNFLの魅力を語るのに他のスポーツを揶揄する意図は無いですが、比較は分析の基本ですから。Jリーグもちゃんと好きです。
で、NFLはというと放映権の分配、完全ウェーバー性のドラフト、サラリーキャップなどなどなるべく均衡させて、熱い試合になるように工夫されているのです。
NFLの魅力その2 とにかく試合が濃い!
レギュラーシーズンは年間(1シーズン)16試合しか試合がありません。
日本のプロ野球は2017年、1チームあたり143試合もあります。もうこれだけで1試合あたりの濃さが違う。重みが違う。
もうひとつ濃いのはコーチ陣。またNPBと比べて申し訳無いが監督・コーチの試合中の仕事量が全然違う。
NFLではひとつひとつのプレーに戦略があり、駆け引きがありコーチが作戦を逐一、選手に無線で指示してます。
もちろん右行け、左行けとか一挙手一投足を指示してるんではなく、次のプレーの作戦は、これだからなというコーチから選手への一方通行の指示だけで会話は出来ません。
NFLを見ると、やたらコートサイドが写って、コーチ陣が何やらヘッドセットで喋っているのはこのためです。
NPBを引き合いに出したついでに、ちょっとだけ批判すると、
「無駄に試合長いよ」
監督がのしのし歩いて審判のところまで言ってピッチャー交代。交代つげてからトロトロ車で出てきてマウンドへ。マウンドいったら投球練習。
プレーボールがかかったら、キャッチャーがベンチのサイン確認して、こんどはピッチャーにサイン出して、ピッチャーが首振って、またサイン出して、ようやく投げるかと思ったら一塁に投げやがった…。
私がせっかちなのを差し引いても、テンポが悪いとしか言えない。
※NFLの選手交代は審判に告げずに勝手に行われます。しかも基本、コートサイドからダッシュ。だからスムーズ。
NFL全体でも、試合時間短縮が議論されてたり、エクストラポイントって儀式的で、99%成功するなら、やる意味なくないってことで距離長くして難しくしてみたり。
とにかく改善していこうという動きをリーグがとってるのが素晴らしい。NPBってなんでこんなに遅いんだろ、ナベツネのせい?
(NPBもちゃんと好きです。念のため。建設的な提言です。分析のための比較です)
NFLの魅力その3:いちいちカッコいい!
■ツーミニッツウォーニング:Two-minutes Warning
■へイル・メリー:Hail Mary
■フォースダウンギャンブル:4th down gamble
用語がいちいちカッコイイ。(私だけ?)
英語に対するコンプレックスでしょうか、その響き、語感が気に入っているのでいつか日常会話で使ってやろうと機会をうかがってるけど、チャンスが無い。
選手一人ひとりに役割があってプロフェッショナルなところが カッコイイ。
敵をブロックする役割、パスを受ける役割、ボールを持って走る役割、ボールを高く遠くに蹴る役割、ボールを正確に蹴る役割、蹴る人のためにボールを抑える役割…。
それぞれが専門的な能力を求められ、己の役割を果たし、チームの勝利に貢献する。
まさしくプロの仕事。
蹴る人のためにボールを抑える役割なんて、誰でも出来そうだと思うでしょ?
1回ミスしただけでず~っと叩かれるんだから、そんな簡単な仕事じゃない。
(ロモお疲れ様でした。あんたカッコよかったよ!)
NFLの魅力の原則
- 熱い、濃い、カッコいい
- 理念ありき。哲学無きところに成長なし
- 頑張れNPB!(比較は分析の基本)